昨年の珠洲大会での出来事。
Bタイプに出場した私は第一ウェーブ。
一方プロの柴田卓也選手は5分後の第2ウエーブでスタート。(なんでやねん?)
バイクの15m地点辺りで柴田選手が追い上げてきた。
彼に付いて行くことが出来るか?心配な面もあったが、めったにないチャンスと思いひたすら付いていく。
その内 彼は何度かウエアの後ろのポケットから”パワージェル”を出して補給する。彼は補給が終わったパッケージは勿論の事、”切り捨てる部分”も含め元のポケットに仕舞い込む。
「すっすごい!」
プロとしての”自覚”を垣間見た瞬間だった。
正直、私は今までパッケージは仕舞っていたが”切り捨てる部分”については口で開けた後そのまま路面や路肩に捨ててしまっていることが大半だった。
今思うと情けないの一言!!
どんな小さなものでもゴミはゴミ!
珠洲大会以降、レース、練習問わず心を入れ替えたのであった。
表彰式で話しをした彼はとても腰が低く好感を持てた。
競技レベルの違いはあってもどんなアスリートに対してでも普通に接してくれるそんな彼を見て私はこの競技をやっていてよかったと思った。
心に残る珠洲大会となった。
今日の写真:昨年の珠洲大会より
今日の練習:完全休養日