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前回のお話はこちら
カテーテルアブレーションその7(この病院に導かれていたのかもしれない)
http://km508145mk.blog.fc2.com/blog-entry-4891.html
術後、僕は最大の山場を迎えた。
集中治療室の様な所で、暫くの間完全管理状態となる。
血圧、抹消の酸素量測定 点滴、体温測定
鼠径部は止血のためテーピングでぐるぐる巻きにされ、その上に1㎏前後の
重りが乗せられている。
「今後4時間は下半身を絶対に動かしてはいけません。」
約5時間半の手術の後、更に4時間絶対安静
手術後半には既に腰が痛くなっていたので、
「あと4時間ももつのだろうか?」と不安になった。
30分が経過した。既に腰は悲鳴を上げている。ぎっくり腰になってしまったような感覚だった(経験済なのでよく理解している。)
60分経過。看護師に腰を少しだけ上げてもらう。
約10秒ほどだったが、、、とても楽になった。
やがて2時間が経過
「止血も順調のようなので、下半身は動かせませが、腰を枕にあてて浮かす事くらいは可能です。
あとベットのリクライニングも15度程度ならOK」
との事で、ようやく腰を浮かしてみた。
すると、、今度は尿道の管が痛い。少し動く度に痛みが出てくる。
翌日の朝まで管はつけっぱなし。
果たして寝れるのだろうか?
とても不安だったが、手術の疲れと、いろんな薬を入れられた影響もあり、
9時の消灯と共に一気に爆睡モードに入った。
しか自然に寝返りを打つ瞬間。管の痛みで目が覚める。
鼠径部の痛みや心臓の痛みは特に感じなかった。
兎に角最後まで痛かったのは尿道だったのである。
続く
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