遅咲きこうたんのひとりごと
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ひとりごと

心拍数からレースを振り返る。その2(バイク編)

心拍数からレースを振り返る。今日はバイク編です。

バイクは片道4kmのほぼフラットと直線のコースを5周回します。周回部分は100m手前から追い越し禁止になり道路幅でUターンします。コース上には全ての選手が入り混じるので追い越しに注意が必要です。

正確な距離は38.5km程度の様です。(バイクラップ1時間2分42秒)

図1がバイクスタートの直後です。スタート後一旦心拍数は170bpmを超えています。
ここでそのままの心拍で追い込んでいくのは避け、心拍を落とすために予めペダルにセットしておいたシューズの中に足を入れてストラップを止めていきます。
(図2)

少し落ち着いてきたのを確認した上で時速38km〜40kmを維持していきます。
この時折り返してくる選手の人数を確認すると20位前後にいることが確認できました。宮崎のライバル“は○さん”が約1分差後方にいることを確認しました。(は○しさんは私がこの大会に出場することを知り再会を実現させるために出場してくれたのです。)

その後周回を重ねていきます。所々心拍が急激に下がっている部分は折り返し地点です。:(図3,4など)

20km前後まで距離を踏んだ頃から同じぺースで走っているものの心拍が落ちついてきているのが分かったので残り10kmはスタート後の心拍数まで上がるようにスピードを上げていきました。(図5.6、7)

周回を重ねる毎に“は○しさん”が距離を縮めてきていることが分かりました。
バイクで差をつける予定が狂い始めていました。
(後で彼から聞いたのですが彼自身バイクが強くなったと言ってましたね。流石です。)

そしてバイクを終え(図8)ランをスタートした時、既に“は○さん”が私の2秒前を走っていたのです。

この後ラックにかかった私のバイク後輪はパンクしてぺったんコになっていました。(本当に幸運ですよね^^:)

PS:心拍データで注目するポイントは図中5の推移です。同じスピードでペダリングのトルク(感覚)も前半と変わらないのに、心拍数が下がっていることです。この推移をバイク中に確認出来たことによって、後半もう一度心拍をスタート後と同等レベルまで上げることが出来ました。その展開に対し、最終ランに入った時、特に大腿部の疲労もなかったので心拍数から”レースの再組み立て”が出来たことになります。

今日の写真;バイククローズアップ
今日の練習:体幹補強20分 エアロバイクイージー20分 スイム1000mイージー