遅咲きこうたんのひとりごと
トライアスロンの聖地KONAに生涯何度立てるか挑戦は続く!
ひとりごと

バックナンバー


ミクシイに登録して早や2ヶ月が経過。
みなさんからひとりごにコメントを入れてもらったり、メッセージを頂いたりして楽しさが倍増している。
そんな中、先日ある方から「もう一度過去のひとりごとを掲載してみて」とメッセージが綴られていた。
そのひとりごとはまだミクシイに参加していない頃のもの。

その方のリクエストにお応えしてバックナンバーを今日のひとりごとにします。

以下バックナンバー

今日のひとりごとは先日都大路を駆け抜けた全国高校駅伝大会の記事を見て想ったことを綴りたい。
この白黒写真は滋賀県の代表校草津東の1区から2区へのタスキ受け渡しの瞬間である。
この一枚の写真を見て、
単細胞の私は胸が熱くなり涙腺が緩んでしまったのである。

”この写真にはドラマがある”

初出場を果たした草津東高校、1区のエースの選手が本来の力を発揮できず39位
でタスキを渡すシーン。ゆがんだ顔は力を発揮出来なかったものの死に物狂いで
走り通し2区にタスキを渡そうとしているドラマである。

二つ目はそのエースが2区の選手に”すまない後を頼む”と言わんばかりに背中
をたたこうとしているシーンである。
駅伝の真骨頂がひしひしと伝わってくる。

三つ目は2区の選手が微笑みながらタスキを受け取るシーン。
この微笑みは本来の力を出し切れなかったエースに対する”ねぎらい”と”これ
から走る自分を見ていてくれ”という自信が自然に出ているようなシーンに感じる。2区の選手の目は完全に戦闘モードに入っている。既に走っている他校の選手の後ろ姿を目標物にしているように思えるのである。

この2区を走った選手。実は私が5年ほど前に土山マラソンに出た時、応援に来てくれた子である。当時小学校6年生であった。
その彼が今は滋賀の代表選手となり、このようにスナップショットになるまで成
長しているのだ。うれしいものである。

優勝したチームは確かにすばらしいドラマを展開してくれた。
しかし優勝チームだけでなく、それぞれのチーム毎にこの滋賀県代表校と同じようにドラマは必ずあったに違いない。

トライアスロンも優勝者だけでなく、選手一人一人に必ずドラマがある。
それぞれの目標が違っても、自分なりのドラマがあれば、それだけで自分なりの
ヒーローになれるのである。

今日この写真を思い出しながら、今日の練習も良い汗を流せた。

*この写真を見て私なりの感想です。感性が違えば見方も変わり伝わってくる内
容も変わるでしょう。みなさんはこの写真で何を想いますか?

今日の写真;駅伝より
今日の練習:ウエイト30分 ランペース走8km スイム1200m