皆さんブログ村登録以来記録更新!1クリック本当にありがとうございました。
いよいよバイク~リタイヤまでです。
その前に、本当に沢山の1クリック応援ありがとうございます。過去最高のIN OUTポイントを更新しました。
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これからも包み隠さず、練習方法、栄養面、ケアなどなどどんどん綴っていこうと思っていますので!
では一気にいってしまいます。
リザルトを見るとスイムを95位で上陸。
無難にトランジッションを終えてバイクをスタートしていきました。
この段階で既に前を行く選手はポツポツしか見えてなかったです。
(例年通り上陸からバイクスタートまでの間で40人近くパスさせてもらっているんです。(笑))
平良市内(10km)くらいで15人程をパス。
この段階で応援して頂いている方の情報では既に40位までに入っていました。
レースの組み立ては勿論、心拍管理で!
今回はこれまでの練習で設定出来た145bpmを維持するようにして距離を積んでいきます。
集中した走りは例年通りでした。
池間大橋手前で更に5名を抜きましたが、この時、絵美プロがいました。
池間を周回し橋を渡って狩俣集落を超えて左折。この段階で前後には誰もいない孤独なレース展開に!
「なぜ絵美プロが私に反応しなかったのか?」と一瞬思いましたが、心拍管理上、オーバーペースになっていないと
判断し、そのままのペースで駒を進めていきました。
(後で絵美プロから、こうたんに反応出来なかったと聞きました)
ここから新城海岸や吉野海岸(65km地点)までも前後に誰もいず、本当にレースをやってるのだろうかと思ったくらいです。
ここまで抜かされた選手は、韓国のパク選手、谷プロ、そして竹谷プロ?の3名のみ。
異次元の走りなので反応など出来ません^^:
そして東平安名崎の折り返しポイントで、先行する選手との差を確認。
昨年同様に良いポジションにいることが分かりました。
ここまで70km近くを走破しています。
バイク序盤から暑くなる事は分かっていたので、エイド毎に水を被り(スポンジを取り)、水分補給は5分以内に必ず1回一口程度を摂り、補給(固形物、スペシャルドリンク共に)も問題なく摂れていました。
上記の摂取ひとつひとつの動作も、時間の経過を見ながら対処していたので全く問題ないと確信していました。
集中した走りのまま七俣海岸の方に向かっていきました。
そして2個目の丘を超える時にまさかの異変が起こったのです。
心拍計が175-178を表示している。
ここから一気にパワーが出なくなりました。
手足がしびれ、そして一瞬ふらついたことも覚えています。
ここからが地獄でした。
「レースを続行しながら納まる方法はないのか?」
深呼吸をしたり、多めに水分を摂ったりしながら何とか回復を待ちましたが、元の状態に戻ることは無かった。
バイクコース上、最も傾斜のある登りは止まりそうになりました。
この辺りから、徐々に後続の選手にパスされ始めます。
抜かれる度に
「なんでこうたんがここにいるの?」
「何があったの?」と声を掛けてくれました。
そして騙し騙し2周目の池間島を回って橋を渡りきったポイントで、スタッフにリタイヤを宣言
直ぐに救急車を手配してもらいました。
異変を感じてからこのポイント(約50km)までよく行ったもんだと思いましたね。
正直、バイクまでは完走したかったのは事実です!
「応援してくれているみんながバイクゴール地点で待っててくれている」
その思いだけでサイクリングを続けていました。
救急車が到着するまでの間、スタッフが日陰に移動させてくれて水をかけてくれたりして、かなり落ち着き、心拍は納まりました。
10分程度は寝てしまっていた様です。
その後、宮古病院まで搬送され約3時間程お世話になりました。
これまでショートからロング合わせて100レース近く出場してきた中で、リタイヤは初めてとなりました。
120kmまでは行きましたが、早めにリタイヤを決断した事は間違ってなかったと思いますし、今後競技を続けていく中で本当にいい経験になったと思っています。
既に気持ちは切り替わってます。
しっかりと前を向いて、今シーズン残り4レースは戦い抜きたいと思います。
長文を読んで頂きありがとうございました。!!
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