昨年12月中旬にハーフマラソンを1時間10分で走るアスリートと話をする機会があった。
その人から、これまでの経験から下記のようなアドバイスをくれたので紹介したい。
なんだ当たり前の事じゃないと思われる方が殆どだと思うけど、
当たり前の事がなかなか出来ていないと痛感した私でした。
「ハーフマラソンであろうが、フルマラソンであろうが、その距離を一定の
スピードで走り続ける【我慢する】ことが出来るかどうかでタイム差が出てくる。
当たり前の事だが、そこが難しいのである。
同じパフォーマンスを持った2人に競い合わせた時、勝敗は
その距離を我慢出来た側に軍配があがる。
その我慢をいかに養うかが大事。
答えは一回で走る時間を極力長くし、走り切った”時間”を長く感じなくすることである。
その時間に走るスピードはキロ5分の時もあれば、キロ4分でもいい。
体調に合わせてスピードを調整すればよい。
一回で走る時間を長くすれば、スピードの違いがあるにしても距離を伸ばせる。
距離が伸びれば、筋疲労も増大する。体はその中で効率の良い走り方をある程度修正していく。
そしてその回数を重ねていくと、その効率のより走り方で距離が伸びると同時に走る時間を延ばしていくことが可能になってくる。
時間を伸ばしていくうちに時間の経過が早く感じられるようになってくる。
当たり前の事でしょう。
でも一番難しいのは
いかにその時間を捻出するか?かも知れないね。
そしてさらにトライアスロンの場合は3種目の練習が必要になってくる。
クロストレーニングの重要性もあるだろうが、
こんな考え方で一度今シーズンに向けたトレーニングを実践してみてはどうだろう。」
一流選手が月間1000km走る理由はスタミナ(持久力)向上だけが目的ではない。
この”時間”もきっと当てはまる。 そして最終的に”我慢”が出来るのだ。
今日の写真:石垣島江川先生のアルバムより
今日の練習:エアロバイク50分(600kcal) ラン7kmペース走(13.5km/h)
スイム1000m