徳之島大会の一週間前、
地元の小学生から手紙が届いた事をひとりごとで紹介しましたが、
その後の感動のドラマを綴りたいと思います。
手紙を書いてくれたのは4年生の少女でした。
私はその子に会えるのを楽しみにしていたのですが、到着した金曜の午後から土曜の終日にかけても会うことは出来ませんでした。
そして大会当日。
レースも終盤のランに突入。
最大の難所である10kmからの上り。(この上りは約2km続きます。)
そして頂上まで残り100mくらいの所で、後ろから大声で
「○○さん頑張ってください」と言いながら私を必死に追いかけてくる子供たちがいました。女の子2人と男の子一人の3人でした。
最初はゼッケンを確認してみんなに声をかけているのだと思いましたが、頂上からは自転車に乗って約2kmの直線道路を付いてきてくれたのです。
走りながら私は「美○ちゃん?」と尋ねました。
すると「うん」と答えてくれたのです。
そして「ありがとうね」と言った後、私は狭い道路のコースに入って行ったのでそこで別れしました。
少女のお陰で残り5kmのラップは前半より上がっていました。
この15km地点で約2分差まで詰め寄られた選手に最終的に3分の差をつけてゴールすることが出来たのです。
今回の成績は少女からのエールが後押ししてくれたことも一因となっています。
今日この少女にお礼の手紙を書きましたが、
何か記念になるものを購入して一緒に送りたいと思っています。
手紙の締めくくりには
「“夢”に向かって歩んで行ってほしい」と綴りました。
今日の写真;徳之島大会より(俳優の峰岸さんと)
今日の練習:エアロバイク15分 スイム600m 共にイージー